代表あいさつ

戦後と比較して、現在の日本では食料に困ることはなくなりました。
しかしその一方で、食料生産の大規模化により大量の化学肥料や農薬の使用が大きな問題となっているのも事実です。
これからの時代は、自然に優しく、次の世代へ安心安全を繋げる農業が必要なのではないでしょうか？
さらに、全世界で環境問題や食料問題がクローズアップされ、カーボンニュートラルやSDGsが推奨されています。
“結ちゃん農園”は、安心安全な『食』を徹底的に追及する活動を積極的に行い、農薬不使用の美味しいお米や有機野菜を全国の皆様に知っていただければと思います。

「安心安全」だけでなく「美味しさ」にもこだわり、心を込めて育てた当農園の『さくら米』と有機野菜をぜひ一度ご賞味ください。

“結ちゃん農園”代表：立石　晃一

結ちゃん農園の特徴

竹の有効活用

当農園では、竹を発酵させた乳酸菌の素となるパウダーや、竹炭を活用して、土壌から改善しています。
発酵パウダーは土壌に棲む微生物を活性化させる添加剤となり、竹炭は土壌の改善と里山の環境整備の役割を担います。
竹自体、栄養が豊富な一方で、全国的に竹林の荒廃が問題化しています。
そんな竹を土壌改善に活用することで緑地整備にも繋がり、地産地消の一環にもなります。

当農園のように、竹を有効活用した土壌改善を行っている農家はそう多くはありません。
“結ちゃん農園”産のお米や有機野菜を食卓にいかがですか？

農薬・化学肥料を使わない

そもそも、農薬や肥料はなぜ使用されているのかご存知ですか？
農薬は、害虫による被害を避けるため、雑草を防ぐため。
害虫に食べられた作物は傷むスピードが速かったり、見栄えが悪くなったりするので、売り物になりません。
雑草が生えると、作物へ行きわたるはずの栄養を雑草が吸収してしまい、せっかく肥料や育て方にこだわっても100%の栄養を作物に与えることができず、品質の低下に繋がります。

肥料は、土壌に不足している栄養分に当たります。特に化学肥料はスピーディーに吸収されるため、その分作物へ効率的に栄養を送ることができ、成長を助けてくれます。

これらの理由から、農薬や化学肥料が多く使用されていますが、その分人体への影響も懸念されています。

“結ちゃん農園”では、安心安全なものをお届けするため、農薬や化学肥料を使用していません。
肥料を使わず微生物を活かして土の力で作物を育てるので、通常の土壌よりもアミノ酸が高く、うま味の強いお米を作っています。
また、化学肥料を使用していないため害虫の被害もほとんどなく、雑草にも除草剤不使用で対応。

丁寧に丁寧に、お子様がいるご家庭にも自信を持ってお届けできるお米や有機野菜を育てています。

農業で地域を活性化

“結ちゃん農園”は、農業から繋がる地域の活性を目指しています。
誰もが「戻りたい！」と思える地になるよう、地域の中心的な農業生産法人となって耕作放棄地を有効活用し、地域全体で「土地・人・食・自然」を守っていきたいと考えています。
こういった活動を通して、これから時代を担う佐倉市の若い皆様の郷土愛を高めていけたらと思います。

食育

食育を通して、食材の大切さ、食べることの尊さを伝えています。
料理として出来上がったものを見るだけでなく、本来はどんな状態であって、どんな工程を踏んで普段食べているものとなるのか。
「いただきます」「ごちそうさま」の意味など。

実際に食材を扱っているからこそ伝えられることがあります。
“結ちゃん農園”では、地域の子ども達へ積極的に食育を行っています。